『トイ・ストーリー5』公開に向けて、過去の1〜4作目をすべて見直してテンションを最高潮に高めて劇場へ行ってきました。

楽しみにしていた最新作✨️
ですが…💧結論から言うと、私は今回のお話にどうしても入り込むことができませんでした…😔
1〜4までキャラクターたちの歴史を追いかけてきたからこそ、「え?それっておかしくない?」と気になってしまう部分が多すぎたのです。
ファンとしては本当に心苦しいのですが、今回の私の評価は星2つ(☆☆)。
興奮冷めやらぬうちに、なぜそう感じてしまったのか、4つのポイントで本音を書き残しておきます。
🤠 1. ジェシーの「今更すぎる」気づき

ジェシーはかつて最初の持ち主・エミリーに手放され、その時のトラウマをずっと抱えているおもちゃです。
だからこそ『2』の時点で、ウッディたちは「たとえいつか手放される日が来ようとも、今を楽しんでアンディを喜ばせよう」という覚悟を決めたはずでした。当然、ジェシーもその別れを受け入れたものだと思っていたのですが……。
『3』でゴミ捨て場に勘違いで出された時、彼女は「どうせこうなると思ってた!エミリーの時と全く同じ!」と激しく取り乱し、保育園でもロッツォに「子供が大人になったら?」と不安をぶつけていました。
ウッディはアンディとの「絆」を一番に考えていたのに対し、ジェシーは「自分が常に遊ばれること」を優先しているように思えました。
そして今作『5』。
スマホやタブレットなどのデジタルデバイス(リリーパッド)に敵対心をむき出しのジェシーですが、物語の中で「エミリーの心の中に、自分は今も特別な存在として生きている」という事実を知ります。
「おもちゃとして一緒に遊べる時間は短いかもしれない。でも、その時間には永遠に匹敵する価値がある。子どもの心に寄り添えたなら、意味がなかったことなんて絶対にない」
劇中でジェシーはようやくこの答えにたどり着き、そこはとても感動的なシーンでした。
……が‼️観ている自分としては「その結論、ウッディの時にとっくに通過してるんだよな……」という、強烈な「今更感」が拭えませんでした💧
しかも、この「少ない時間にも価値がある」という美学は、おもちゃが子どもの市場を独占していた古き良きエミリーの時代だから言えること。今どきの、1日に数分しかおもちゃに触れないデジタル世代の子供たちを前にしたら、最近のおもちゃから「いや、エミリーとの時間は十分長いでしょ!」ってツッコミが飛んできそうな気がしてしまいます。
🧙 2. おもちゃ達が「魔法使い」になっていないか?

今作でジェシーは、ボニーに友達ができないことを心配し、友達作りのために奮闘します。
ですが、これまでのシリーズにおけるおもちゃたちの行動って、あくまで陰から「見守る立場」だったはず。いくらボニーのためとはいえ、人間の生活や思考にまでガッツリ踏み込んで強引に物語を動かしてしまうと、それはもうおもちゃの枠を超えたただの「魔法使い」です🧙
人目につく場所でもガンガン動き回るし…💧
(人目についた時に動かなくなりゃいいってもんじゃないでしょ)
さらにモヤモヤしたのが、ジェシーのキャラです。
先ほども書きましたが、私はジェシーを「遊んでもらうこと」に価値を見出すおもちゃだと思っているので、今回必要以上に「ボニーのために!」と躍起になっている姿が、今までの彼女と結びつきませんでした。
「心配性で持ち主第一!」のウッディなら分かりますが、ジェシーが急にウッディの真似事をし始めたように見えて違和感しかなかったです。
💔 3. バズとウッディの喧嘩?正直いらんいらん‼️
そしてズッコケたのがウッディの扱いです💧
前作で、苦楽を共にした仲間たちと涙涙の「今生の別れ」をして旅立っていったウッディ。
CMで彼が部屋に戻っているのを見て「一体何があったんだ⁉️」とワクワクしていたら……。

まさかの、トランシーバーで通信できるくらい近くをずっとウロウロしていたという衝撃(笑)。
あの前作の別れは何だったのでしょう💧
しかも、今作でのバズとウッディの喧嘩も、別にしなくていいような内容。「ほら、こういうやり取り懐かしいでしょ?」という制作側の薄っぺらい下心が透けて見えて冷めました💧久しぶりに会ったなら、阿吽の呼吸でピンチを脱する、みたいな演出の方が個人的には好みでした。
ぶっちゃけ、今回の映画にウッディは不要だったとすら思います😞
ジェシーのトラウマや歴史を支えてきたのは、ウッディだけじゃないはずです。『2』のラストでアンディの家に来て以来、ずっとジェシーを優しく見守ってきたバズ。そして言葉は話せなくても、誰よりも彼女の心の痛みを分かっているブルズアイ。
今作こそ、バズがジェシーの最高の理解者としての深みを見せるべきだったのに、変なタイミングでプロポーズしようとして滑るし、正直、萎えてしまいました。ブルズアイも、ジェシーの葛藤を癒やす重要なフックにできたはずなのに、本当にもったいないです。
🚀4. ハイテクバズとは一体何だったのか…💧

冒頭、無人島に漂着したコンテナから、最新鋭の「ハイテクバズ」が目覚めてスターコマンド(北極星?)を目指すシーン。
今までにない全く新しい立場のおもちゃの登場に、「どんな結末が用意されているんだろう♥」と最初はめちゃくちゃワクワクしました。✨️
なのに、結局最後は「子どもに遊ばれることがおもちゃの幸せなんだよ」という、いつものテンプレに強引に着地してガッカリ😔💧
そもそもあの高機能バズって、現実世界で言えば子ども向けじゃなくて「あの頃子どもだった、今の大人向け」のコレクター商品です。
そこを無視して雑に処理されたのが本当に残念。見せ場としても、高速道路から空を飛んで脱出するための「ただの移動装置」に成り下がっていた気がします。
📱 デジタルVSアナログの着地は良かったけれど
不満ばかり書いてしまいましたが、良かったところもあります。

今回、様々な通信機能を持ったデジタルおもちゃやタブレットが登場し、「アナログvsデジタル」の構図で進みますが、最終的に「アプローチは違えど、持ち主を想う気持ちは同じ。お互い協力しよう‼️」と着地したところは綺麗でした✨️
ただ、今回の物語で「エミリーとジェシーの絆」は改めて知ることができたけれど、肝心の「ボニーとジェシーの絆」が描かれていたかというと、そんなことは全然なかった💧そこがやっぱり寂しいです。
他にも、「ボニーのお部屋のリーダーって、あのフェルトの紫の子(ドーリー)じゃなかったっけ❓️」とか、「ウッディ役の唐沢寿明さん、随分声が老け込んじゃったな……(お疲れ様です!)」とか、言いたいことは山ほどあります。
新しい切り口が見えていただけに、結局いつもと同じ落としどころに落ち着いてしまったのが本当に勿体ない作品でした。
なんだかアラ探しばかりする嫌な観客みたいになってしまいましたが、好きなシリーズゆえの、私の正直な感想です。
また配信が始まったら、新しい発見を期待して、もう一度見直してみようと思います✋️