
トイ・ストーリー5公開までに4作品感想記事書いていこうと思っております。
今回は2作目の『トイ・ストーリー2』‼️
1作目は「見えないところでおもちゃが動いている」というワクワクする世界観や、おもちゃ同士の嫉妬・友情を楽しむというシンプルなものでした。
しかし、この「2」では一歩踏み込んで、「おもちゃにとっての幸せとは何か?」というテーマ性が前面に出ていたように感じます。
個人的な評価は、星3つ❗️【☆☆☆】
考えさせられる良作でしたが、大人の視点で観ると、いろいろと思うところもありました。
🤠 おもちゃたちの「選択」

【プロスペクターの孤独】
プロスペクターは、ガラスケースに飾られて誰にも触れられない代わりに、「おもちゃとして永遠に博物館で愛され続ける道」を選ぼうとします。
対するウッディは、いつか子供が成長して終わりが来るのを知りながらも、「今、持ち主のアンディを笑顔にする道」を選びました。
これは、一度も箱から出してもらえず、誰にも遊ばれなかったプロスペクターと、アンディの一番のお気に入りとして愛されてきたウッディとでは、考え方が違って当然です。
どちらが正しいというわけではなく、「どういう人生を選択したか」というだけの話なのだと思います。プロスペクター視点から見ると、「ウッディがいなければ博物館に行けなかった」というのが本当に不運でしたね。
【ジェシーが突きつける切ない現実】

カウガール人形のジェシーは、持ち主に可愛がられていた過去があります。しかし、子供の「成長」によって忘れ去られ、最後は寄付という形で手放されてしまいました。
1作目に登場した「おもちゃを痛めつけるシド」のような分かりやすい悪役ではなく、「子供の成長によっておもちゃへの関心が薄れる」という、誰の身にも起こるリアルな現実……。
持ち主が悪いわけではないからこそ、この現実が余計に切なく胸に刺さります。
この「2」でおもちゃの寿命と子供の成長をテーマにしたからこそ、のちの名作「3」であの感動と切なさが現実になるんだな、と深く納得してしまいました。
🦖 映画としては面白いけれど…「物申したい」ポイント
物語は面白いのですが、映像の演出面でどうしても気になってしまった点があります。

その1:昼間から動きすぎじゃね?問題
前作は、せいぜい「隣のシドの家から脱出する」というご近所レベルの話で、人間にバレないよう夜間や死角での行動を徹底していました。
しかし「2」では、命がけの道路横断(コーンを被って移動)だったり、おもちゃ屋での大騒ぎだったり、完全にアニメ的な派手なアクションを優先している気がして、個人的にはあまり好きになれませんでした。(防犯カメラとかにガンガン映ってそうだし)
「そこまで大胆にやるなら、いっそ君たちもう人前で普通に動いちゃいなよ(笑)」と思ってしまいました。
その2:エンディングの「NGシーン」で現実に引き戻される
映画の最後に、まるで本物の俳優のようにキャラクターたちがトチる「NGシーン」が流れます。
私は映画を観終えた後、その余韻や物語にじっくり浸りたいタイプなので、こういうのを見ると「今までのは全部お芝居でしたー!」と言われているようで、ちょっと興ざめしてしまいます……。
いろいろとツッコミどころはありつつも、大人が観てもこれだけ語りたくなるポイントがあるのは、やっぱり名作の証拠ですね。
次回の『3』も見るのが久しぶりなので楽しみです。