『トイ・ストーリー5』が7月に公開されるということで、これを機に1から4まで改めて感想を書いていこうと思います。

まずは第1作目。『トイ・ストーリー』
評価は文句なしの ☆☆☆☆☆ です!
1. 「原点にして頂点」
人間が見ていない間におもちゃが動いている……。この設定だけで、何度観てもワクワクしますよね。
序盤、アンディの誕生日プレゼントが何なのかを突き止めるために、おもちゃたちがトランシーバーを駆使して作戦を立てるシーン。あの緊張感と高揚感は、まさに物語の幕開けにふさわしい名シーンです。
2. おもちゃたちの人間臭さ
主人公・ウッディは、アンディの一番のお気に入りという「地位」にいる存在です。

そこに現れた最新おもちゃのバズ。ウッディが嫉妬に狂う姿は滑稽ですが、正直、その気持ちも痛いほど分かります。
ウッディは今まで絶対安泰な地位でリーダーやってたから2軍3軍のおもちゃ達の目線には立ててないんだと思う。
お金に余裕がある人が「お金が全てじゃない!」と言うような、そんなちょっと鼻につく感じ。
だから、彼がバズに居場所を奪われそうになったとき、ポテトヘッドたちが「ざまぁみろ」という空気になるのもリアルです。
こうした「人間の負の部分」をおもちゃに投影しているのに、決して不快にならない脚本の妙には、大人になってから改めて驚かされます。
3. バズが突きつけられた「現実」の恥ずかしさ

自分がスペースレンジャーではなく「ただのおもちゃ」だと知ったバズの壊れっぷり。
あれはショックもありますが、きっと「恥ずかしさ」も大きいと思うんです。
今まで本気で信じてやってきたことが、全部勘違いだった……。
あの「わーーー!」と叫びたくなるような黒歴史を思い出す感覚、私にも覚えがあります。そんな「身に覚えのある感情」をバズが体現してくれるから、つい感情移入してしまいます。
4. 最高のカタルシスと、シビれる名セリフ
シドの改造おもちゃたちと協力して、バズを救い出したウッディ!
しかしその過程でシドの家の犬が外に出てしまい、結果アンディの車を追いかける時にその犬に追いかけられてしまう展開が「うまいなぁ~」と感心してしまった。

そしてクライマックス、ロケットで空へ飛び出すシーン。
「バズ!飛んでるぜ!」
「飛んでるんじゃない。落ちているだけだ。カッコつけてな」
かつてウッディが皮肉で言った言葉を、最後は二人の友情の証としてバズが返す。何度見ても痺れる名シーンです。
その後引っ越しのトラックじゃなくてアンディの隣を目指すのも何か好き。
【まとめ】
久々に観ましたが、やはり文句なしの名作でした。
今の技術から見ればCGは確かに荒いかもしれませんが、そんなことを全く感じさせないほど物語のテンポと密度が凄まじい。
5の公開に向けて、次は2を観直すのが楽しみです!