娘に聞かれた「パパの夢」。答えに詰まった僕が気づいたこと

​どうも、へっぽこ40代のカズナリです。

小学1年生の娘がお風呂で「大人になったらなりたいものが、いっぱいあるの!」と目を輝かせて話してくれました。

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​アイドル、YouTuber、パティシエ、警察官……。

「へぇ、パティシエなんて言葉も知ってるんだなぁ」と感心しながら聞いていると、不意に娘から逆質問が飛んできました。

​「ねぇパパは、子供のとき何になりたかったの?」

​その瞬間、「はっ」として、言葉に詰まってしまいました。

 

「自分……夢なんて持ったことあったっけ……?」

 

​小さい頃から絵を描くのは好きだったけれど、それを仕事にしたいとは思わなかった。映画も大好きだけれど、俳優や監督に憧れることもなかった。

 

​高校を卒業する時も「大学の4年間でやりたいことが見つかるだろう」と、どこか他人事。結局、何がしたいのか分からないままココスに就職し、1年経たずに「家の洋食屋を手伝ってくれ」と頼まれて、気づけば20年が過ぎていました。

 

​あらためて考えてみると、やっぱり僕には「将来の夢」なんてなかったのかもしれません。

正直なところ、「自分の料理で人を幸せにしたい!」といった大きな志があるわけでもない。

​けれど、「自分の目に入る範囲の人間には、幸せになってもらいたい」と思っています。

 

​そのための手段が、たまたま今は「洋食屋」であるだけで、もし他の方法で大切な人を笑顔にできるなら、僕はそれでもいいんだと思います。

もちろん今の仕事にはちゃんと誇りを持ってやってますよ。

 

​娘の夢いっぱいのリストを横目に、「夢が持てなかった自分ってちょっと、つまらない人間なのかなぁ」なんて、少しだけ寂しく思ったりもしました。

 

​でも、家族のために20年包丁を握り続けてきたのは中々誇れることじゃないかな?

「夢のないパパ」の背中も、いつか娘が理解してくれる日が来るといいな。

​娘の一言からちょっと深いことを考えてしまった夜のひとときでした。